「いえで ―episode 1―」 [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]
3ヶ月以上の久々blogは趣向を変えてみました。
って大晦日ですが。
「いえで」
このぴんぐぅ拗ねているのね。
たぶん妹のピンガが生まれて、パパもママも、そっちにつきっきり。
妹がかわいくないわけではないけど、少しつまらないい。
お兄ちゃんになったぴんぐぅは誇らしげに妹の世話を焼いてみたりするんだけど、
赤ちゃんピンガがそういうときに限って泣き出した。
きっとそれはぴんぐぅのせいじゃなくって、お腹がすいていただけなんだけど。
「あらあら」
ってママ。
「ボクのせいなの?」
ママはぴんぐぅが泣かしたんじゃなってこと、わかってるんだけど。
ぴんぐぅはちょっと後ろめたい。
だってママもパパもピンガにばっかり構うからさ。
つまらないって思ってしまったからさ。
ぴんぐぃは「いえで」を決意した。
遠くへ行くんだ。
いつも行く公園なんかじゃないぞ。
もうひとつ向こうの公園だ。
すごく遠いんだから。
ボクがいなくなって、寂しいと思っても遅いんだから。
パパとママとボクでいつも行く公園はもうずいぶん前に通り過ぎた。
もう見つけられないんだから。
ボクはすごく遠くの公園に着いた。
ブランコをこぐ。
きぃーこ。きぃーこ。
あたりはずいぶん暗くなってきた。
風が少し強くなってきた。冷たい風のせいで、ブランコをこいでいると、目が痛い。
ごみも入ったみたいだ。
ボクはブランコをこぐのをやめた。
ふと鏡のように反射する氷の地面に視線を落とした。しずくが落ちて、鏡が少し歪んだ。
歪んだ氷の鏡の中には、歪んだボクの顔しか映っていない。
ぴんぐぅがそばにあるハートに気付くのはもう少し後。
ぴんぐぅが行った公園は実は家から見える場所。
パパとママが迎えに来たよ。
よし!
自分の中の何かを切り替えることができた気がする。
心の部分だけを独立させて、自分のやりたいようにやっていこう。
前の日記からは1ヶ月くらいかな。
ようやくの前進だな。
うん、できる。
お前ならできると鏡の中の自分に指をさした。
がんばんなきゃ [心 (人生について)]
友人の朗報を聞いた。
某大手化学企業の子会社に就職した友人のお話。
彼は優秀だけれど、外見からとてもマジメには見えない。
ってか先生とかから見たらちゃらちゃらしったヤツだなーという雰囲気。
まー私自身もだいたい第一印象が遊んでいそうだのバカそうだのってんで人のことは言えないのですが。
彼は特に普段のスタイルを変えることなく(もちろんスーツは着るが)就職活動していたわけです。
大手をいくつか受けたのだけれど、落ちてしまったわけです。いいとこまで行ったのもあったのですが。で、結局、某大手化学企業の子会社に内定しました。
でも実力ってやってみて初めてわかるもんですよね。もちろん運や巡りあわせもよかったのでしょうが。
超大手の総合研究所に移動が突如決定したわけです。
全く違うお互いの得意分野を生かして誰にも文句を言わせず一緒に力を合わせて仕事をした仲。
自分のことのように嬉しかった。
電話聞いたときに、多分俺は普通におめでとうって言ったんだけど、俺はガッツポーズしたんだから。
さらには、プロで音楽やってる友人(avex所属だから一流っちゃー一流)が、a-nation出場決定。
長年同じクラスでバカやってた仲間がこんなになるなんて!テレビで騒がれる日も近いのでは!?
去年のa-nationは行ったんだよね。
たまたまチケット貰ったからで音楽として好きな分野ではなかったんだけど、エンターテイメントとしてすごく迫力あって楽しかった!
んで、後輩の話。
学会で熱心に会場を回っている女子高生がいたんだって!
高校生にして生化学が好きで、そりゃあほとんどわかんないわけだけど、一生懸命やっている。
すごいことですよ。
刺激になったと後輩も語っていた。
「最近の若いモンは~」
なんて言ってられない。
いつだってがんばっている人がいるんだ。
いつまでも凹んでないで俺もがんばろう。
自分の周りの人間がこんなにがんばっているんだ。
***********************************************************************
そんな気持ちを増幅させるような、
「オリバー・ツイスト」
を見ました。
切なくなります。
写真は、雲空に見える希望の光を感じるので表題に合うかな~と。
「なの」のはなし ―blog版― [好きなもの (ネコ・酒)]
「なの」と言えば「iPod nano」を思い出す人が多いだろう。
私のように化学をやっている人ならば「ナノテク」でも思い出すのかもしれない。
2004年11月16日。
小雨の夜中のことです。
道端を歩いていると、
「なぁぁ~。なぁぁ~。」
か細い、でも一生懸命に張り上げたその声が聞こえてきたのです。
あわてて、声の跡を辿りました。
すると、びしょびしょの灰色の子ネコがその姿を現しました。
「なぁなぁなぁっっ!」
近づくと、一層声を張り上げて、逃げることなくその場で鳴き続けました。
手招きすると、近寄ってきました。
「お前、こんなところに独りきりなの?」
「なぁなぁ。」
「うちにはすでに先ネコいるんだ。アパートだしホントはネコダメなんだ。」
「なぁぁぁぁ。」
「ごめんな。」
当時、多忙な貧乏学生だったこともあり、その場を去りました。
「なぁぁ!なぁぁ!」
50M以上離れてもなお叫び続ける灰色の子ネコ。
「この子は、俺に助けを求めているのか…」
戻らないはずはありません。
「お前をいじめるかもしれない先ネコがいるけどウチくるか?こんなとこにいるよりいいよ。な。」
うちに連れ帰って洗ってあげると、雪のように真っ白でふさふさっと柔らかい毛並み。
「お前はあんまりにもちっちゃいから”なの”だな。」
予想通り、先ネコは、初めて出会った自分以外のネコに怯えてしまったのです。
2匹も一緒にいられる余裕がなく、一晩で新しい家に引き取ってもらいました。
あんまりにもかわいいんですぐに貰い手が見つかりました。
長くなるのでこれでも大分省略したのですがね。
ホントは一度見過ごしたり、自分1人で決められなかったり。
最近、貰い手さんから連絡がありました。
彼に与えたれた、新しい家での名は、「μ(みゅー)」。
「なの」の1000倍大きくなりました。
今、あんまりにも小さかった「なの」は、6kgにもなってしまったそう。
大きくなっちゃったのは名前だけではなかったわけです。
もっと大きくなって「ミリ」にならなきゃいいけど。
ずいぶんと成長したね。
いつか会いたいよ。
----------------------------------------------------------------------------
結局mixiで書いたのとなんら変わんない内容になっちゃった。
やっぱおんなじネタを書くのはムリですな。
友だち想い [心 (人生について)]
今回は友愛について。
昨夜、懐かしい友人からの連絡があった。
15~20までの5年間、あまりクラスのメンバーの変更なく、同じ学校で過ごした。そういう学校だったの。
だから5年間過ごしたこの仲間たちは、たくさん語らっていろんなことをして同じ時を過ごしたちょっと特別な仲間なわけです。
でも、俺は、あんまり仲間想いではありませんでした。
特に卒業してから。
みんな就職や進学で各地に飛んでそれぞれの道を歩んでいった。
連絡を取るのが苦手と言うか、誘うのが苦手と言うか。。。
誘ってもらって、しかも直前に、「ちゃんと来いよっ!」って感じで出かけるわけです。
実は、今でも、どんなに親しい友達でも、自分から飲みや遊びに誘うことをしていない。
いつも今やっていることで精一杯だったなんていい訳でしかありません。
なぜだろう。
----------------------------------------------------------------------------
自分のこととなると超ポジティブ人間です。
周囲もそう言うし自分でもそう思う。
逆境でも失敗してもなんとかやってのける。
教授であろうが、校長であろうが、先輩であろうが、上司であろうが、自分の意見はぶつける。
それが、友達とか恋人とかとの対人的なこととなると途端にネガティブになってしまいます。
こう言ったら迷惑だろうか、今電話すると困るんじゃないか、なんて考えてしまうわけです。
「可能な限り正直に生きる」がモットーなので、なんでも聞かれたことは正直に話す。
けれども相手のことは詮索しない(できない)。
で、
「あんた、人のコトなんてどーでもいんでしょ?」
ってなる。
「そんなことないよ。人の気持ちとかちゃんと考えたりするよ。」
「そういうところがウソくさいわけよ。」
そんな中でだんだんと人と深く関っていくことが少なくなってきているのは事実。
----------------------------------------------------------------------------
話は戻って懐かしい友人と話した話。
親友(彼はそう思っているだろうか)が出張先で、関西にいる昔の仲間ふたりと飲んでいるときに電話があったの。
「よ~、りをじ~(riojyの由来ね。)、お前に俺の彼女を紹介してやるよ。2人も同時にできたぜ。1人は人妻。まー学生時代の仲間なわけだけどな。」
「ひさしぶやねー。誰だかわかるよね?」
「んとねー、ごめんなさい、わかんない。」
「6年前に二人っきりで一夜を共にした仲やのに、もう忘れたん?」
「はぁ!?あ!ああぁ~!結婚おめでとう!(一夜って…確かにそうだけどあんときはがんばったよなぁ。クラスアルバム作るの手伝ってくれたんだったね。←この部分は説明のため実際には話していない)もしかして話すこと自体あれ以来なんじゃない?」
「あんた連絡せんからよー。だいたいメルアドもこの間初めて知ったし。大阪に何度も来てるんなら連絡くらいしなさい。」
「はい。。。」
「あたしはわかるやろ?」
「んとねー、ごめんなさい、わかんないや。」
「お前がマシンガンって名づけたやん。」←男友達から
「ああぁ!その3倍速でビデオ回すようなしゃべり!出張のときキミんとこの会社の前を2回も通ったよ!」
「何で来てんなら連絡せんのー?来るんやったらは連絡するよーに。」
「はい。。。」
----------------------------------------------------------------------------
みたいなね。
向こうも飲んでるし、俺は相変わらず独り飲みだったので全部覚えているわけではないけれどこんな感じなの。
しかも、上の通り、みんな福岡弁なのに、昔から俺はあんまり方言を話せない。
14~24まで福岡だったわけだけど。なぜかね。。。
一緒に過ごしてきた時間よりも卒業してからの時間の方が大きくなった今でも、こんな風に言ってくれる人たちがいて嬉しい。
とにかく、もっと、友達を、仲間を大切にしようと思う。
写真はいつも走っている河川敷から。
この先の道がまっすぐで明るいことを信じて。
河川敷が好きなのも、学校が河川敷沿いで、あそこでいつもみんなでバカやってたからなのかもしれない。
うつくしい [心 (人生について)]
相田みつをの言葉。
この言葉は、ほとんどおんなじものを10年近く前に自分が考えたものだと思っていたんだけど、所詮自分が考えられる程度のこと。
偉大な先人が出していたのね。
最悪なのは、自分で考えたと思っていたものだから、
「この景色綺麗だね。」
「そう思えるキミの心が綺麗なんだよ。」
みたいなさ。使っていたわけですよ。本当にそう思っていたし。
心に余裕がある人でないと、自然や景色の美しさを素直に受け止められる余裕がないって思っているので。
あ~、はずかしっ!
あのときこいつ相田みつをパクってるよ~って思われていたら恥ずかしいなぁ。。。
そういえば、6月20日が誕生日だったのですが、当日に気付きませんでした。。。
よくドラマとかで、キャリアウーマンが、
「あ、昨日誕生日だったんだ。。。」
とかってシーンがあったりするけれど、自分もいつの間にかそうなったのかねぇ。
日記は大抵お酒を嗜みながらかいているわけです。
なので、これまでのを読み返してみるとそりゃあ文章が下手だったりするわけです。
でもまー飾っていない本音なんだとか言ってそのままにしておきましょう。
で、今日もやっぱり飲みながらかいているわけなんです。
幸せの脳内麻薬を出す3つの方法 ―born to run― [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]
感情は脳内麻薬によってコントロールされる。
幸せには、ドーパミン。
切なさや悲しみには、βエンドルフィン。
怒りには、アドレナリン。
憎しみが加われば、ノルアドレナリン。
よく聞く代表的な脳内麻薬はこんなとこかな。
悲しいときの涙の中には、βエンドルフィンが含まれていてそれが周囲に飛散していく。
だから、もらい泣きって実はけっこう科学的なの。
自分の感情を化学物質を通して相手に伝えるなんて、ちょっと好きな話。
私の場合、ドーパミンとアドレナリンが同時に出ているときと、
・・・・
飲みながら興奮してサッカー見てた上に、そのまま外を疾走してしまったので急に眠気が・・・あした編集しなおします。。。
↑はあえて残すかね。
私の場合、ドーパミンとアドレナリンが同時に出ている時はハッキリと感じられる。
頭の中から何かが流れて、背筋に電気が走るようなゾクッとした快感があるから。
これを簡単に味わう方法を私は知っている。
走ること、スポーツをすること、創造すること、目標が達成された瞬間。
この快感をはじめて味わったのは、ラグビーの試合だった。
ボールをもって相手を何人も振り切ったとき。鋭いタックルが決まったとき。
体がボロボロになっても、骨が折れたときでさえ痛みなど無く、ゾクゾクと体の芯が奮い立ち、神話の英雄にでもなったかのような感覚。
次に味わった瞬間は、研究者としての目覚めといってもいいかもしれない。
私は、あまり従順ではない。
私生活では極めて従順なんだけれど、仕事や趣味になると必ず、必要以外のこと必要以上のことをしたくなる。
最初の研究活動の時もそうだった。
「これとこれを混ぜろって言われたけど、あれも混ぜてみたら何か面白いことがおこるかも!?こっそりやってみよー。」
その瞬間、背筋に電気のようなものが走った。
こういうのもビギナーズラックとでもいうのだろうか。
科学の世界では「セレンディピティ」という方が正しいのかな。
この2つの体験が今の私の「幸福を感じる瞬間」の起源である気がする。
でも、もっと幸せを感じる瞬間がある。
ドーパミンとβエンドルフィンが出るとき。
苦しさと切なさと喜び、懐かしさ。そんなものが同時に感じられるとき。
美しいものを見たときだ。
空、海、花、ネコ(このときはアドレナリンの方が多いかも)、それから人の心。。。
人の心の美しさを見た瞬間だ。
あー、でもこれはもう言葉じゃムリ。限界。
今日は疲れたからまた別なときに続きを書こう。うん。そうしよう。
もうちょっと大人にならなきゃうまくかけないかも。
私は、今日も幸せを求めるために走り続ける。
写真は、いつも走っている河川敷から。
走り続けるで、ブルース・スプリングスティーンの「born to run」を思い出したので、タイトルにつけてみた。そんなに聞かないけど真っ先にイメージされたので。
眠れない夜は… [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]
なんとか最初の1週間書ききった。。。
実は、10代半ば頃から、3ヶ月に1度くらい眠れなくなってしまうことがあった。
1度そうなると1週間くらい続く。
10kmくらい走っても、お酒飲んでも、薬飲んでもなぜかダメ。
体の問題なのか、心の問題なのか不明。
1週間前も、どうしても眠れなくなって、突然ブログ作ることを思い立った。
でも昨日はぐっすり眠れた。
昨日はちょっと心が苦しくなってしまって、ツラいなぁってなってたんだけど、1週間の疲れにはかなわなかったのかね。
イラストはアンディ・ウォーホルのパクりっぽくなっちゃった。
拾ったばかりの生まれて間もない子ネコのこれでもかってくらいに必死にミルクを飲んでいる形相があまりに良かったもので。
生きるために必死な顔なの。
子ネコを拾ったことで生活が一変したなぁ。親になった感じ?
ふと思ったんだけれど、ひょっとして生活って生命活動の略なのだろうか?
キライ うそつき [心 (人生について)]
昨日の「Broken heart boy」の裏作品。
http://blog.so-net.ne.jp/riojy/2006-06-08
「ボクのハートをあげるよ」っていろんな人に言うウソツキのイラスト。
ウソツキは大キライです。
常に自分に正直に生きていきたいです。
もちろん人はウソをついてしまう場面もあります。
でも、それに囚われながら、罪悪感を感じてしまう人はきっと素晴らしい人です。
でも割と近くに平気でウソついたりテキトーなことを言う人もいっぱいいたりするんです。
イヤだなぁと思いつつも。
しかもそんなヒトの方が器用に生きていたりするんです。
でもそんな自分の不器用なトコはキライじゃないんです。
なのに言いたい言葉をうまく表現できない自分がキライです。
それでもウソだけはつきたくはないんです。
自分が自分であるために。
自分をこれ以上キライにならないために。
これでも一生懸命やってるんだ。
自分に正直に。。。これだけは守り通そう。。。
ボクの心をあげるよ [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]
絵を描くのが好き。
小さな頃から絵を描いて、10代の頃は油彩やって、いろんなトコに落書きしたりして、ここ数年はCG始めた。
イラストのコンセプトは5~6年前、19の頃に考えたキャラクターだった。
おととし、友人の結婚でそのご祝儀袋のためにCG化したの。
ラガーマンだったせいか、自己犠牲の精神ってのに弱いのね。
あなたのためにここまでできるんだよっていう最大限の愛の絵なんです。
これの裏作品っていうか、実は胸にチャックがあって何度も使っている手だったというのも作ってあるけど、それは自分のキライな男の在り方をモチーフにしたの。
フォーローゼスのロックを一気に飲み干しながら、こんなことを書く妄想家なのです。
お酒 drop in the sea -洋酒編- [好きなもの (ネコ・酒)]
お酒、好き。
ブランデー、ウイスキー、日本酒、焼酎、ウォッカ、梅酒は常備。
中でもブランデーが好き。コニャックよりもカルヴァドスが好き。
りんごがいいのよね。写真は実入りのPomme prisonniere。
カルヴァドスを飲み始めたのは、国産のニッカブランデーがきっかけ。
ニッカブランデーは青森産のりんごで色濃く芳醇。このVSOPは絶やさずに購入しています。
ブランデーは瓶の形がキレイなとこも好き。
ウイスキーはバーボン派。
スモーキーフレーバーの効いたスコッチは苦手ね。
でもこの間バランタイン18年飲ませてもらったら超Good!
焼酎になっちゃうけど、「天使の誘惑」「百年の孤独」は40度だからか洋酒っぽい風味で好き。
天使の誘惑は美味で感動すらしたよ。
************************************************************************
drop in the sea / KULA SHAKER write: Crispian Mills
大海の一滴 / クーラシェイカー 歌詞:クリスピアン・ミルズ
But may I just mention...
You're only a drop in the sea...
でも、こう言ってもいいだろうか。
キミは大海の一滴に過ぎないと。
************************************************************************
お酒にはあまり関係ないけれど、好きな曲。
随分前に2枚のアルバムを残して解散してしまったKULA SHAKERのシングルカップリング曲。
今はCrispian中心にJEEVASだっけか。
テーブルに並べたお酒を眺めながら、今宵もグラスをまわすのです。
お酒と夫婦 -日本酒のうぜんかつら編- [心 (愛について)]
お酒が好き。
焼酎、日本酒、ブランデー、ウイスキー、ウォッカ、、、常備してある。あと梅酒も。
洋酒や焼酎にはそれなりにこだわりがあるけれど、日本酒にはあんまりない。
どれも甘くて飲みやすいし、これまずいなーって日本酒には出会ったことはない。
日本酒は、米の芯だの久保田シリーズだの美味しいものがいっぱいあるが、安く済ませたい日々の酒には、月桂冠つきを購入している。
理由はCM。
永作博美主演、安藤裕子ののうぜんかつらが流れるこのCM。
初めてCMで感動したの。
************************************************************************
ふたりで人生を歩むことを決めて、15年が過ぎた。
出会った頃のときめきこそ感じない。
しかし着実にそれぞれの存在を尊重し理解し、ささえ合って生きている。
休日の午後、ふたりは別々の場所から偶然見上げた空に、
ふたつの赤い風船を見つけた。
夫は赤い金魚を連想し、街角の金魚すくいで、二匹の金魚を持ち帰った。
妻は赤い金目鯛を連想し、二匹の金目鯛を買い、夕食の準備にとりかかる。
金魚を持ち帰った無邪気な夫の姿に妻は思わず微笑んだ。
心を和ませる金魚を連想する夫、食卓を彩る金目鯛を連想する妻。
お互いが持ち帰ったふたつの赤い魚に、ふたりの思いのちがいを感じる。
同じものを見ても感じ方がちがうのは、
ふたりが別々の感性や考え方を持っているから。
ついつい相手が同じ考えを持っていると思いがち。
しかし夫婦は気の合う他人。
生まれ育った環境がちがうぶん、価値観もちがうもの。
「夫婦は、ずれてて いいんじゃない。」
************************************************************************
全く違う、でも同じ未来を見つめる。。。
けれど、私が思うに、おんなじ赤い風船を見て、連想するふたりの心の豊かさと感性は、やっぱりおんなじなんです。
まさにこのCMの最後の1シーンが私が憧れる夫婦の在り方。
http://www.gekkeikan.co.jp/products/cm/tuki200509c.html
************************************************************************
のうぜんかつら(リプライズ) / 安藤裕子
なでて 優しく のうぜんかつらの歌のように
あなた何を見てたの?
ソーダ水越しでは あなたが揺れちゃって あたしは迷っちゃって
いつか一人になって
二人の時間も 泡みたいになって あなたのにおいを
一人探していた
そして手は探るあなたといた町 思い出せなくなる前に
声を聴かせて 笑顔を見せて 肌を伝えて
そして赤い花空に舞うたびに あたしと繋いだ手と手
道で揺らして このまま二人続くと言って
声を聴かせて 笑顔を見せて 肌を伝えて
なでて 優しく あの日のように 上手く微笑むから
***************************************************************************
これとよく似た体験がある。
私は手を放してしまった方ですが、彼女の想いとこの歌詞が重なって切なくなる。
できれば、この歌詞の中にある「のうぜんかつらの歌」を聞いてみたい。
調査によれば、夫を亡くしてしまった老婦の歌のようですがはっきりとしたものが見つからない。。。
こんなことを思い巡らしながら、今宵も独りでグラスに日本酒を注ぐのです。
ネコの話 キミとボク [好きなもの (ネコ・酒)]
ネコが好き。
理由はわかんないけど無条件に好き。
前世がネコだったのかもしれない。
この時期、近所にネコがたくさん出現する。
休日にちょっと出歩くと駅まで出るのにたくさん会うのでその度に立ち止まってしまう。
その子たちはもちろんノラなわけだけれど人間慣れしている子が多い。
関東に越してきて、結構いい町だよなって思える瞬間。
きっと近所の人たちがかわいがっているからだろう。
もちろんむやみにノラにエサを与えることがどのような結果に繋がるのか知らないわけではない。
けれど元気な子たちを見ているとノラが元気で人と共生できているのっていいなって思える。
写真は愛娘。この子もノラだった。
もちろん手術して家ネコに育てた。
「キミとボク」というFlash作品がある。
以前雑誌で見つけてネットで探して見つけたもの。
生き物を飼った経験があるならば感動必至。
勝手に貼っていいのかわかんないけれどなるべく多くの人に見てもらいたい作品。
http://universal-radio.jp/index.html
それから「生き物の記録」。
この管理人さんはすごい人。
多分割りと若い男性の独り暮らしなんだけど、ノラのためにたくさんの子たちと一緒に暮らしてその記録を書き込んでいる。
ネコは猫と書くよりネコが好み。
http://moriya.pepper.jp/atoz/chat/
来世もネコがいいな。
新規開設 人が日記を書く理由 [心 (人生について)]
日記は18くらいの頃からしばしばつけていた。
忘れたくはない思い出と10代特有の想いがいっぱいあったからだ。
あのころ書いていた日記を読み返すと、たまらなく恥ずかしくバカバカしくて幼くて、でも一生懸命で溢れる想像力と理由の無い憂鬱が詰まっていて、25才になった自分には忘れていたセンチメンタルを思い出させてくれた。
いつからか、ヒマが無くなったためか日記は途切れていた。
でも、「ヒマ」は作るものだと知った今、自分の想いを再び記していくことを思い立った。
この日記の目的を再確認
①自分の気持ちを整理する
②ひどく忘れっぽい自分のために毎日を大切にする
③ツライなってときにそれを周囲の人に頼らずに癒すため
しばらくは(ずっと?)なるべく現在近しい人には知られないようにしよう。
③は自分の中でもずっと封印していた。人に、自分ががんばっている姿、ツライってなっている姿を見られるのがすごく苦手。でもやっぱりそういうことってあって、ツラくともガマンするのが男なんだけど、ここは少し大人になって冷静になるために利用できたらいいな。
写真はそんな気持ちにぴったりな昔住んでいたマンション11階からの情緒的な夕焼け。
見る人が見たらどこかすぐわかるんだろうなぁ。右下のネオンで。
この写真をみると、頭の奥からトクトクとβエンドルフィンが出ているなぁというのがわかるくらい深くて切ない気持ちになる。