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「いえで ―episode 1―」 [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]


3ヶ月以上の久々blogは趣向を変えてみました。
って大晦日ですが。
                                                                                                                                                                                

「いえで」

このぴんぐぅ拗ねているのね。
たぶん妹のピンガが生まれて、パパもママも、そっちにつきっきり。
妹がかわいくないわけではないけど、少しつまらないい。

お兄ちゃんになったぴんぐぅは誇らしげに妹の世話を焼いてみたりするんだけど、
赤ちゃんピンガがそういうときに限って泣き出した。
きっとそれはぴんぐぅのせいじゃなくって、お腹がすいていただけなんだけど。
「あらあら」
ってママ。
「ボクのせいなの?」
ママはぴんぐぅが泣かしたんじゃなってこと、わかってるんだけど。
ぴんぐぅはちょっと後ろめたい。
だってママもパパもピンガにばっかり構うからさ。
つまらないって思ってしまったからさ。

ぴんぐぃは「いえで」を決意した。
遠くへ行くんだ。
いつも行く公園なんかじゃないぞ。
もうひとつ向こうの公園だ。
すごく遠いんだから。
ボクがいなくなって、寂しいと思っても遅いんだから。
パパとママとボクでいつも行く公園はもうずいぶん前に通り過ぎた。
もう見つけられないんだから。
ボクはすごく遠くの公園に着いた。
ブランコをこぐ。
きぃーこ。きぃーこ。
あたりはずいぶん暗くなってきた。
風が少し強くなってきた。冷たい風のせいで、ブランコをこいでいると、目が痛い。
ごみも入ったみたいだ。
ボクはブランコをこぐのをやめた。
ふと鏡のように反射する氷の地面に視線を落とした。しずくが落ちて、鏡が少し歪んだ。
歪んだ氷の鏡の中には、歪んだボクの顔しか映っていない。
ぴんぐぅがそばにあるハートに気付くのはもう少し後。

ぴんぐぅが行った公園は実は家から見える場所。
パパとママが迎えに来たよ。


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幸せの脳内麻薬を出す3つの方法  ―born to run― [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]

感情は脳内麻薬によってコントロールされる。

幸せには、ドーパミン。
切なさや悲しみには、βエンドルフィン。
怒りには、アドレナリン。
憎しみが加われば、ノルアドレナリン。

よく聞く代表的な脳内麻薬はこんなとこかな。

悲しいときの涙の中には、βエンドルフィンが含まれていてそれが周囲に飛散していく。
だから、もらい泣きって実はけっこう科学的なの。
自分の感情を化学物質を通して相手に伝えるなんて、ちょっと好きな話。

私の場合、ドーパミンとアドレナリンが同時に出ているときと、
・・・・

飲みながら興奮してサッカー見てた上に、そのまま外を疾走してしまったので急に眠気が・・・あした編集しなおします。。。

↑はあえて残すかね。

私の場合、ドーパミンとアドレナリンが同時に出ている時はハッキリと感じられる。
頭の中から何かが流れて、背筋に電気が走るようなゾクッとした快感があるから。
これを簡単に味わう方法を私は知っている。
走ること、スポーツをすること、創造すること、目標が達成された瞬間。

この快感をはじめて味わったのは、ラグビーの試合だった。
ボールをもって相手を何人も振り切ったとき。鋭いタックルが決まったとき。
体がボロボロになっても、骨が折れたときでさえ痛みなど無く、ゾクゾクと体の芯が奮い立ち、神話の英雄にでもなったかのような感覚。

次に味わった瞬間は、研究者としての目覚めといってもいいかもしれない。
私は、あまり従順ではない。
私生活では極めて従順なんだけれど、仕事や趣味になると必ず、必要以外のこと必要以上のことをしたくなる。
最初の研究活動の時もそうだった。
「これとこれを混ぜろって言われたけど、あれも混ぜてみたら何か面白いことがおこるかも!?こっそりやってみよー。」
その瞬間、背筋に電気のようなものが走った。
こういうのもビギナーズラックとでもいうのだろうか。
科学の世界では「セレンディピティ」という方が正しいのかな。

この2つの体験が今の私の「幸福を感じる瞬間」の起源である気がする。

                                                                                                                    
でも、もっと幸せを感じる瞬間がある。
ドーパミンとβエンドルフィンが出るとき。
苦しさと切なさと喜び、懐かしさ。そんなものが同時に感じられるとき。
美しいものを見たときだ。
空、海、花、ネコ(このときはアドレナリンの方が多いかも)、それから人の心。。。
人の心の美しさを見た瞬間だ。
あー、でもこれはもう言葉じゃムリ。限界。
今日は疲れたからまた別なときに続きを書こう。うん。そうしよう。
もうちょっと大人にならなきゃうまくかけないかも。
                                                                                                                     

私は、今日も幸せを求めるために走り続ける。
                                                                                                                      
写真は、いつも走っている河川敷から。

                                                                                                                    
走り続けるで、ブルース・スプリングスティーンの「born to run」を思い出したので、タイトルにつけてみた。そんなに聞かないけど真っ先にイメージされたので。


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眠れない夜は… [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]

なんとか最初の1週間書ききった。。。

実は、10代半ば頃から、3ヶ月に1度くらい眠れなくなってしまうことがあった。
1度そうなると1週間くらい続く。
10kmくらい走っても、お酒飲んでも、薬飲んでもなぜかダメ。
体の問題なのか、心の問題なのか不明。

1週間前も、どうしても眠れなくなって、突然ブログ作ることを思い立った。

でも昨日はぐっすり眠れた。
昨日はちょっと心が苦しくなってしまって、ツラいなぁってなってたんだけど、1週間の疲れにはかなわなかったのかね。

イラストはアンディ・ウォーホルのパクりっぽくなっちゃった。
拾ったばかりの生まれて間もない子ネコのこれでもかってくらいに必死にミルクを飲んでいる形相があまりに良かったもので。
生きるために必死な顔なの。
子ネコを拾ったことで生活が一変したなぁ。親になった感じ?

ふと思ったんだけれど、ひょっとして生活って生命活動の略なのだろうか?


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ボクの心をあげるよ [好きなこと (アート・スポーツ・科学)]

絵を描くのが好き。
小さな頃から絵を描いて、10代の頃は油彩やって、いろんなトコに落書きしたりして、ここ数年はCG始めた。
イラストのコンセプトは5~6年前、19の頃に考えたキャラクターだった。
おととし、友人の結婚でそのご祝儀袋のためにCG化したの。

ラガーマンだったせいか、自己犠牲の精神ってのに弱いのね。
あなたのためにここまでできるんだよっていう最大限の愛の絵なんです。

これの裏作品っていうか、実は胸にチャックがあって何度も使っている手だったというのも作ってあるけど、それは自分のキライな男の在り方をモチーフにしたの。

フォーローゼスのロックを一気に飲み干しながら、こんなことを書く妄想家なのです。


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